3月の中旬に札幌の新居への引越し荷物の搬入を行いましたが、搬入後もすぐには住まずに月末まではAirbnbの部屋にいたので新居での生活を開始したのは4月からです。
新生活関連
気候、住み心地
これまで住んでいた南関東では桜といえば3末から4月上旬までの新年度シーズンのアイコンでしたが、札幌で桜が咲いたのは4月の最終週だったのでGW突入祝いと言えそうで、その違いが新鮮です。
家の近所にある円山公園とその隣の神社は札幌の中でも随一の桜の名所だそうで、駐車場の入り口は渋滞し、神社の境内には周囲との調和を無視した極彩色の露天がひしめき、公園の周囲の店も年に一度の掻き入れ時に色めき立っている感じが少ししましたが、東京に比べると人出も桜の木の量も可愛いものであり、人口密度の違いってすごいんだなと感心しました。
私自身はあの露店の雰囲気が好きではないので一回通っただけでした。最近の商店街の祭りのように近所の店に出店してもらえば良いのではと思うのですが、そうもいかないのでしょうか。
このような気候なので4月中は20°Cを超える日が数日しかなく、まだまだ暖房器具が必要でそのためか室内の湿度もそれなりに低く喉の調子が悪くなるので加湿器を導入しました。効果は、少しは良くなったかなという程度でした。
新居は大通りから少し入ったところの、近所の家に用事がある車しか通らない場所にあるため、前に住んでいた横浜市の家と異なり交通音とは無縁なのが最高で、季節要因もあるかもしれませんが睡眠のクオリティが上がり嬉しいです。横浜市に住んでいた頃の主な騒音源はマフラーを変えたスクーターや原付でしたが、新居の近辺はそのような有害車両が少ないのも気に入っています。
健康保険の事務処理
4月に入ってようやく任意継続加入をしていた健保から資格喪失証明書が届いたので、それを持って役所に行き国保の加入をしてきました。国保に入ったのは生まれて初めてです。
加入手続きをしたその場で一週間期限の仮保険証をもらい、一週間後に本物の保険証が郵送されてきましたが、今時の国保の保険証はカードサイズだしクレカより薄いので、プラスチックのカードだった健保の保険証より嵩張らないので良いです。年金手帳と同じ大きさの紙のものだとばかり思っていたので嬉しい誤算でした。
月末になって、札幌市から国保の保険料を計算するため前年の年収を申告をせよとの手紙が来ました。確定申告は1月に済ませているのですが、3月に転出した横浜市とその後すぐに転入した札幌市との間での情報の同期ができていないのでしょうか。わざわざコンビニで2人分の確定申告書を印刷して返送しましたが、こういうのはもう少しペーパーレスにできないものかと思います。また、私は今回は利用していないのですが、住民税申告不要制度を利用している場合はどうなるのか少し気になりました。
部屋の片付けと必要物品の購入
中旬にあらかた収納場所が決まり引越しのダンボールが片付きました。引越し業者のダンボールが一掃されるまでに半月も要したのは初めてですが、これは収納に難航した証です。
片付けの中で非常にたくさんの不用物が出てしまいました。洋服を2nd streetで1枚10円で売却したり雑貨をメルカリで売却したり家電をジモティーで無料であげたりしましたが、特に多かったキッチン用品はごみとして処分しました。少し心が痛むくらいの量を出したので、今度からはあまりモノを買わないようにしたいです。
と言いつつも必要な物品は買わないとならないのが辛いところです。生活環境を整えるため、大きなものでは前述の加湿器とスチールラック、テーブル、椅子を購入しました。部屋が狭いので縦方向の収納力を高めないとならず、そのためにはどうしてもラック類が必要になってしまいます。
コロナワクチン接種(3回目)
転出前に横浜市からもらった接種券と接種権の請求用紙を札幌市に発送していましたが、4月に新居に来てみると札幌市からの接種券が届いていたので予約の上接種してきました。国保のところでも書きましたが、自治体間の情報連携って居住者の介在なしにもっとシームレスにできないのだろうかといつも思います。
なぜか会場で過去の接種記録を見せるように言われたので、接種証明アプリで見せました。そもそも札幌市には横浜市での接種記録が書かれた接種券を提出していて、その上で札幌市用の接種券を発行してもらっているはずなのに現場で過去の記録を見せろと言われるのも変な話です。まあそれは良いとして、横浜市で発行された接種記録は日付が間違っていたのと、名前の漢字が代替文字になっていましたが、接種後に札幌市から発行された記録の名前は代替文字ではありませんでした。
アプリの接種記録はマイナンバーカードと紐づいているのでマイナンバー上のデータが代替文字だとそれがそのまま使われると思っていましたが少し不思議でした。間違っていた日付は1回目のものだし1週間程度のずれなので放置しておくことにします。
夫婦ともにPPMでしたが、翌日の発熱は私は37.0°C程度の微熱だったのに対し妻が38°C近くまで出ており歳の差を感じました。発熱した日の夜には下がることがわかっていたので特に生活には支障はありませんでした。
普段の生活
食料の買い出し
月一の買い出し先である北広島のコストコ、くるるの杜、ロコファームビレッジ(三井アウトレットパーク内)を勝手に北広島トライアングルと命名していますが、月初にカーシェアで、月末には旅行のついでに買い出しに行きました。カーシェアの場合は3時間借りれば余裕を持ってこなせる行程です。
購入するものは野菜・果物・冷凍果物ですが、葉物野菜は1週間、芋類は2週間くらいしか持たないので近所のスーパー等でも買い物をしないとなりません。
通院
夫婦それぞれ予約していた病院に行って初診を済ませてきました。歯医者はまだ良さそうなところ(web予約可、キャッシュレス決済可、口コミが悪くない等)を見つけていないので、沖縄から帰るまでには探して帰宅後速やかに行こうと思います。
超短期旅行
旭川、層雲峡、士幌、夕張を回る2泊3日の旅行に行きました。
資産
Numbersをアップデートしました。
株式市場の調子が悪くリスク資産が縮小したため、月末時点でのリスク資産の割合は60.9%でした。次のリバランスは来月末で、その時点の目標リスク資産割合は61.67%です。
SPXL/TMF最小分散レバPFは1年前の水準に戻ってしまいました。
支出
5月2日時点の暫定です。4月は旅行に行ったり新しく病院に行った割に支出が少なかったと思います。楽天の通常ポイントはクレジットカードの支払いに充てていますが、期間限定ポイントが入ったので食料品や外食に使っています。
費目 | 支出 | メモ |
---|---|---|
食費 | 51,721 | |
外食 | 1,835 | |
交通費 | 2,510 | |
自動車 | 20,235 | レンタカー、カーシェア、ガソリン代 |
交際費 | 0 | |
特別な支出 | 41,027 | スチールラック等 |
趣味・娯楽 | 20,200 | 旭川・富良野旅行宿泊費等 |
水道・光熱費 | 2,500 | |
衣類・美容 | 1,611 | |
日用品 | 0 | |
通信費 | 1,311 | |
その他 | 0 | |
住宅 | 97,890 | 家賃+前の家の管理費 |
医療費 | 22,510 | |
税・社会保険 | 0 | |
保険 | 0 | |
小計 | 263,350 | |
楽天ポイント利用 | 3,344 | |
合計 | 266,694 |
読書
- 本当に正しい鳥獣害対策Q&A -被害の原因は「間違った知識」にあった!- | 江口 祐輔
- 薬草・毒草を見分ける図鑑 -役立つ薬草と危険な毒草、アレルギー植物・100種類の見分けのコツ- | 磯田 進
- 思想する住宅 | 林 望
- 北海道 化石としての時刻表 | 柾谷 洋平
- 検証層雲峡は、いま -観光活性化事業「プラン65」から10年- | 長縄 三郎
- 特攻隊員の現実 | 一ノ瀬 俊也
今から農業に従事しようとは思っていませんが、1は鳥獣害対策の大変さはもちろんのこと、知識のアップデートは大事ということがよくわかりました。
4は昔の北海道の鉄道に関しての読み応えのある本でした。まだ存続してはいるものの今後も廃線を繰り返していかざるを得ないJR北海道の状況から、遺産を見学するような気持ちで読みました。私は不便さと料金のバランス的に北海道で鉄道を利用した旅は今後もしないだろうなと思っていますが、そういう人が多いからこその現状なのかなと思います。
5は層雲峡の観光開発に関する、これまで層雲峡の観光に寄与してきた企業であるりんゆう観光と自治体と地元商店街の三つ巴の争いに関する書籍ですが、公務員も人によって仕事のクオリティに幅があるので、できない人が担当になってしまうと悲劇です。先日の旅行で層雲峡を通りがかりましたが、オフシーズンということもありまさに「人っ子一人おらず」という風情だったのでなかなか厳しそうです。山の麓にはあまり見るものがないので、ちゃんと行くとしたら旭川あたりを拠点にして、そこからロープウェイの駅まで車で行ってロープウェイに乗り、5合目以上でハイキングをしてロープウェイで降りてきて帰るという旅程になってしまいそうであり、ロープウェイ以外に地元でお金を使うイメージが湧きません。
6は特攻隊員による手紙等から彼らの気持ちや生活に焦点を当てた本です。戦況悪化の折、奇策で一矢を報いアメリカの厭戦気分を盛り上げ有利な講和に漕ぎ着けることを目的とし、有人の誘導兵器として運用を開始した特攻ですが、敵の対策もあり効果が上がりづらくなる中でも中止することなくダラダラと続け、当初の戦略的な目標を果たせないにも関わらず天皇の反対で降伏を先送りにし、挙げ句の果てには日本が開発を断念した原子爆弾を落とされそれがダメ押しになって敗戦に至ったわけですが、考案当初と敗戦間際の特攻隊員やその周囲の違いも興味深かったです。個人のエピソードを中心に構成されているので世の中全体の空気を表しているわけではありませんが、特攻隊員だけではなく市井の人の暮らしぶりや特攻に対する考えがどのようなものかを知ることができたのもよかったです。そういった人の手記や新聞の投書を見ると、安全圏から勇ましいことを言う人というのは昔にもおり、TwitterやYahoo!ニュースのコメント欄でネット弁慶をしている今の人とあまり変わらないなぁと思いました。
5月の予定
5月は沖縄に短期(2週間)の旅行に行くことが確定していますが、それに加えて月末にどうみん割を使った超短期の旅行をするかもしれません。
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