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40代無職夫婦が一度も現地に行かずに賃貸住宅を借りる

2年前に購入した神奈川県の郊外にあるマンションの一室が売れたので、興味本位で今まで住んだことのない札幌に賃貸住宅を借りました。札幌にした理由は以下に書きました。

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持ち家の売買契約を締結したのは福岡に滞在していた2021年末でしたが、翌年の1月中旬に控えていた買主様のローン本審査が通る見込み日付に合わせて部屋探しをスタートし、その後の那覇滞在中に契約までを完了しました。現地には一度も行っていません。

結論

結論を先に書いてしまうと、「札幌では労働の意思が無い40代無職夫婦でも賃貸住宅を借りられる。住み始めるまでの間に現地に行く必要も無い」ということがわかりました。

場所や自身の信用情報にもよりますが、「アーリーリタイアするから賃貸住宅が借りづらくなるので家でも買っておくか」という早合点は必要ありません*1。私は早合点して購入してしまいましたが後悔しています。

物件探しと内見

内見のためだけに福岡や那覇から札幌に赴くのはお金がかかるし面倒なので、athomeやSuumoで内見から契約までをリモートでできる仲介業者を探し、その後同じathome/Suumoで条件に合う物件を探し、その仲介業者にまとめて内見依頼を出しました。他の都市の賃貸市場は知りませんが、札幌はオープン市場だそうなのでほぼ全ての物件がathome/Suumoに掲載している仲介業者以外にも仲介してもらえるそうです。

札幌の中央区には2021年に3ヶ月滞在して歩きまくったので割と土地勘はあり、住みたい地区の絞り込みも問題なく行えました。細かい通りの雰囲気はGoogle Mapのストリートビューで補完しました。

内見当日までに申し込みが入ってしまった物件が1件あっただけだったので、よく不動産で話題になる釣り物件というのは無かったと思います。その1件が釣り物件だった可能性はありますが、さほど優先順が高い物件ではなかったので問題ありません。

内見当日は仲介業者指定のツールであるGoogle Duoを使用し、要望した場所を写してもらい部屋の雰囲気を掴みました。直に見るのと異なり空間の広さを推し計るのが難しかったり、特に奥まったところでは電波が悪くて画像が乱れ細かいところまでよく見えなかったりしたことが一部ありましたが、基本的には問題なく内見できました。

申し込みと審査

内見した中で最も良かった部屋に申し込みをすることにしました。この仲介業者はWebフォームから申し込みをすることができたので簡単でよかったですが、ここからが問題です。仲介業者の担当者には事前に伝えていましたが、私の属性は以下の通りです。

  • 無職(資産運用で生活している)
  • 無収入
  • 給与所得者になるつもりはない
  • 40代夫婦
  • 連帯保証人なし

ここで嘘をついても仕方がないので資産運用で生活していることは最初に伝えています。珍しくないのか「あ、そうなんですね」という反応でした。

どう見ても悪い属性なので審査が通るかどうかが不安でした。普通に考えれば怪しまれて通らないでしょう。

加入必須となっている保証会社による審査が最初で、その後その結果を受けて管理会社とオーナーによる審査が続き全部で約1週間かかるとのことでした。担当者からは保証会社の審査が通りさえすればその後の審査落ちはほぼ無いはずということと、保証会社は信販系なのでクレジットカードを作れる程度の属性かどうかで判断するということを聞いていましたが、アーリーリタイアした人がクレジットカード作成の際の審査に落ちたという話をよく見たので心配でした。

また、保証会社の審査では必要に応じて預貯金や証券口座の残高がわかるものを求められるかもしれないと言われました。残高を提示すること自体は特に問題無いので、審査がスムーズに進むようであれば初めから提示したかったくらいですが、担当者からは求められたら出しましょうと言われてしまいました。

もう一点心配事があったのは緊急連絡先で、知人ではなく親族でお願いしますと言われてしまいました。夫婦どちらとも親族とは仲が悪く絶縁状態なのでこれが一番困ります。担当者からは「審査の時に緊急連絡先に連絡が行くことが稀にありますが、その後は全くありません。事実上形式的なものです。」と言われたので詳細は書きませんがお金の力でなんとかしました。審査後の様子ではどうやら指定した連絡先には連絡が行かなかったようです。

申し込み後に担当者から連絡があり、資産運用の内容について質問されました。

「管理会社から確認するよう依頼されたのですが、どのような商品の運用をされていますか?為替とか暗号通貨とか。あと昨年の利益も教えてください。」

後で証明を出せと言われても困るので、正直に

「運用は投資信託と債券です。トレーダーと違って頻繁には取引をせず、数ヶ月に一度の頻度だし損益の調整もしているので昨年の利益はゼロです。」

と伝えました。



審査の結果が不安だったので1週間を待たずに5日目くらいに担当者に連絡してしまいましたが、

「ダメだったり追加書類が必要だったらすぐに連絡が来ます。それが無いので少なくとも保証会社の審査は通過しているはずです」

と言われ少し安心しました。

審査結果の通知

属性が悪いので落ちたらどうしよう、引っ越しも手配してしまったし退去日も決まっているのでとりあえず貸しコンテナでも借りるか等とやきもきしましたが、申し込みをしてから6日目の夜に無事審査に通過したというメールをもらいました。ちょうど同じ日に持ち家の方でも買主様の住宅ローン本審査の通過連絡を受けたのでタイミングが良かったです。

重要事項説明と契約

契約書等必要書類一式は審査okの連絡後の週末を挟んだ翌週に送られてきたので、目を通して不明点の確認を電話とメールで行いながら、数日後に仲介業者が契約しているWeb会議のシステムを使用しリモートで重要事項説明を受けました。

その後署名捺印をした書類を返送し初期費用を支払って主要な手続きは完了です。

タイムライン

最初の問い合わせをしてから書類を返送するまでは3週間、申し込みをしてから書類の返送までは16日かかりましたが、数ヶ月を要する売買に比べるとスピード感があって良く、やはり私には賃貸が合っていると思いました。

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引越しの手配

札幌市の中央区に引っ越すことは決めていたので、部屋の申し込みをする前に引越しの手配をしていました。

引越し前の部屋での現地見積もりが不要なアップル引越しセンターの利用を考えていましたが、引越し先住所が確定しなければ申込みができないと言われてしまったので別の3社に現地見積もりをお願いしました。持ち家に保管してあった不動産売却に必要な書類を仲介業者の担当者に渡す必要があり、そのために一度福岡から神奈川の家に行かないとならなかったのでその日に見積もりを取得しました。

今回は最後に来て一番安かったし前回もちゃんとやってくれたサカイ引越しセンターにお願いすることにしました。

ネット上ではリピーターの場合でも一括見積もりサイトから依頼すべき等書いてありましたが、サカイのWebサイトから見積もり依頼をして最安値が出てきたので、一括見積もりサイトの利用かどうかよりは相見積を取るかどうかが重要なのだと思います。もちろんサカイの見積もりをもらった後に他の会社に連絡すれば多少は下がったと思いますが、ここから各所に電話して1-2万円下げる交渉をするのも面倒だし日を改めて資材を受け取るタイミングも無いので確定させ、サカイの営業担当の人に資材を置いて行ってもらいました。

金額はアップル引越しセンターのWebサイトで見られる見積もりよりは安かったのでまあ妥当なのではないでしょうか。

費用

引越しと初期費用と諸経費がかかりました。

費目 金額 備考
初期費用 279,500 敷金(家賃の1ヶ月分)、初回保証委託料、仲介手数料、水廻り消毒料、ハウスクリーニング費用、3月分家賃・管理費・町会費
火災保険 18,000 2年分
引越し 138,600 神奈川→札幌、3月、2人世帯
交通費 28,426 福岡-神奈川往復
その他 27,750 住民票、緊急連絡先
合計 492,276

感想

今回は以下のような少し特殊な条件だったのでスケジュールの決め方が難しかったです。

  • 3月の退去・引っ越し(最繁忙期) ただしローン本審査完了までは特約があるため安心できない
  • 神奈川 → 札幌 という遠距離
  • 持ち家 → 賃貸

具体的には引っ越しは早く決めないと代金が上がる、買主の住宅ローン審査が通らないうちに転居先を決めるのはリスクが高い、などです。

再繁忙期ではない同じ都市圏での賃貸から賃貸への引越しであればもっとおおらかな気持ちで対応できたのではないかと思います。

ともあれ、最終的には無職夫婦で遠方からの対応でも無事に賃貸住宅を借りることができてよかったです。3月いっぱいは札幌のAirbnb宿を予約してありますが*2、上旬に今回借りた部屋への荷物の搬入があるので、それ以降の適当な時期に新居での生活を始めることになります。引越しはこれまでに10回以上行っていますが、新しい場所での生活というのはいつもワクワクします。







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*1:50代の場合はどうかまだわかりませんが、50代はもはやアーリーリタイアではないと思います

*2:このタイミングに家が売れて引き渡しになるとは思っていなかったので11月くらいに予約してしまっていました。Airbnbなので最初の30日はキャンセル不可です