台風16号が関東地方に接近しており、南関東は大雨と暴風に注意とのことです。
この情報を受けて、10月1日に予定していた札幌から南関東の自宅への移動は1日延期しました。搭乗しようとしている便が欠航になるかもしれないし、仮に羽田に降り立てたとしても、大雨の中羽田空港から家まで移動するのが面倒だからです。
手続き自体は延期の判断をしてから航空会社に電話をして翌日の便を手配し、その後ホテルの予約をしただけなので30分程度で終わりました。追加の一泊も2人で3,000円程度のホテルを容易に見つけることができ、最低限の出費に抑えることができたと思います。
日程変更が可能な航空券だったことやローシーズンだったことなどの幸運はあるにせよ、労働者だった頃に同じような状況だったら何としても帰宅しようとしていただろうと考えると、リタイアしていて本当によかったと思いました。
サラリーマン時代の似たような経験
10年以上前のiPhone 3Gが出た年に、週末を利用して山形まで慌ただしい旅行に出かけました。帰る時間になったのでレンタカーを運転して庄内空港まで戻り、レンタカー屋さんで車を返した後に隣の空港のビルに入ると閉館ムードで閑散としていました。チェックインカウンターで事情を聞くと、東京行きの便が雪のため欠航ということでした。
翌日は妻も私も仕事でしたが、妻の方に外せないミーティングがあるとのことだったので、東京まで帰る方法を入手したばかりのiPhoneで慌てて調べ、酒田駅までタクシーで行き、庄内空港→酒田→新潟→東京→自宅という経路でほぼ終電くらいの時間の電車で帰ったことを思い出しました。2人分の交通費は当然全部自腹です。
飛行機で帰ると1時間と少しのところを4-5時間かけて帰り、予想外の数万円の出費もあったので本当に疲れました。
余裕のある旅行は楽しい
上記のような時に比べると、時間に余裕のあるリタイア後は多少のトラブルはイベントとして楽しめるような余裕が生まれまれました。もちろんローシーズンに移動の日程を組んだこと等も大きいです。ハイシーズンに何らかの事情でその場にいないとならない時は、ハイシーズン前に入って終わったら出る日程が良いと思います。
さて、図らずも札幌滞在が1日延びました。ちょうど10月1日に緊急事態宣言が終了し公共の施設が営業を再開する予定なので、まん防の時から閉館していた美術館や博物館、北大のセコマのテラスなどに行ってみたいと思っています。
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