いくつかの記事を読んだりソーシャルメディアでのやりとりを通じて、お金以外の理由でリタイアしない人や一旦リタイアしたものの再び働き出す人がいることを知りました。
私はリタイア生活をエンジョイしているし、些細な賃金のために平日の貴重な時間を拘束されたり面倒な人間関係等で精神を消耗するつもりは無いので「こういう人もいるんだな」とは認識しましたが、根底にある思いはよくわかりません。でもお互いの価値観を無理強いしたり攻撃し合わなければそれで良いと思います。
FIRE向きの性格・属性
私達がFIREして好き勝手に過ごせているのは以下の理由なのかなと思います。
お金の不安が無いし、追加の社会的な信用は不要
表面上はなんだかんだと理由をつけても結局はお金の不安があるという人もいるようなのですが、私達にはお金の不安はありません。これが一番大きな理由だと思います。
また、新たにローンを組んだりステータスという名の年会費が高いクレジットカードを持つ必要や予定も無いので追加の社会的信用も不要です。
働くことを美徳とする考えに対する抵抗感
働くことというか、自分自身が動くことを働くこととみなし、そのポーズを他人に見せることを美徳とする考えは現代にそぐわないと思います。
周りの目が気にならない
実際にあるかどうかもわからない「周りの目」というのは一切感じないし、仮に直接言われたとしても「お前の中ではそうなんだろう。お前ん中ではな」としか思いません。
他人に指示したりマウンティングしたいと思えない
役職者が退職した時にありがちだそうですが、私はindividual contributor(平社員)だったため働いていた時もほとんどそのような機会には恵まれずその快感の程度は知る由もありませんが、被害者からすれば害悪でしかないので組織に属さない方が良いのではないでしょうか。
仕事仲間でワイワイやりたいとは思わない
仕事をする場所なので、そういうのは求めていなかったです。ワイワイやりたいなら趣味や地域の集まりでも良いですし。
これは私のサラリーマン生活の半分以上が、人の入れ替わりが激しい外資系企業(の日本現法)だったことが関係しているかもしれません。
社会や人との接点は今程度で十分
経済活動(主に消費)をしたり趣味を楽しんだりblogを書いたりソーシャルメディアにポストしたりしていますが、ある程度人との交流があります。私たちにはその程度で十分です。
まとめ
多分FIREしてその生活を継続する人と継続できない人との間には海溝の如く深く暗い溝があるので相互理解は不可能です。おたがい妬まず不干渉なのが誰にとっても幸せなのではないでしょうか。
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